個人事業主とは?会社員・フリーランス・法人とのちがい
会社(法人)をつくらずに、自分ひとりの名前で、くり返し商売をしている人のことです。
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個人事業主ってどんな人?
個人事業主とは、株式会社などの会社(法人)をつくらずに、個人として事業をしている人のことです。税務署の案内では「個人事業者」と書かれることもあります。
ポイントは「事業」であること。お店や仕事として、もうけを出すためにくり返し続けている、という意味です。たとえば、こんな人たちが個人事業主として働いています。
- ライター
- デザイナー
- ネットショップ
- 美容師
- カメラマン
- エンジニア
- カフェ
- 家庭教師
開業届を出したら「なる」わけではない
よくある勘違いが「開業届を出すと個人事業主になる」というもの。実際は事業を始めた時点で、もう個人事業主です。開業届は「事業を始めました」と税務署に知らせるための届出で、出すことが法律で決められています。
以前は「開業から1か月以内」でしたが、所得税法の改正で、現在は確定申告期限までになっています。古い情報のままの解説も多いので注意。
会社員・個人事業主・法人の社長をくらべると
同じ仕事をしていても、どの立場で働くかで、手続きや税金、保険が変わります。
個人事業税は法律で決められた業種だけにかかる都道府県の税金で、所得から事業主控除などを引いた額の3〜5%(業種によって異なる)です。消費税は売上の規模やインボイスの登録によって納めるかどうかが変わります(「開業後」マスで解説します)。
フリーランスとのちがいは?
「フリーランス」は、会社に雇われずに仕事を受ける働き方の呼び名です。一方「個人事業主」は、会社をつくっているかどうかという事業の形の呼び名。見ている角度がちがうので、両方にあてはまる人がたくさんいます。
会社員のままでも個人事業主になれる?
なれます。会社に勤めながら、副業として個人事業を始める人も多くいます。ただし、先に勤め先の就業規則で副業が認められているかを確認しておきましょう。
給与を1か所から受け取り、年末調整を受けている人の場合。住民税の申告は別に必要になることがあります。
また、副業でもうけたお金は、規模や続け方によって「事業所得」か「雑所得」のどちらかに分かれます。どちらになるかで使える特典が変わるので、「決める」マスで見分け方を解説します。
このマスのまとめ
- 個人事業主は、会社をつくらずに個人で事業をしている人
- 事業を始めた時点で個人事業主。開業届は始めたことを知らせる届出
- フリーランスは働き方の呼び名。ひとりで仕事を受ける個人事業主は両方にあてはまる
- 会社員のままでもなれる。副業の所得が20万円を超えたら確定申告に注意